D a t e : 2017.03.06 (Mon) / 20:58
【華琉の闘病記録1】
JUGEMテーマ:ペット
我が家の長男犬、華琉。
癌が見つかってしまいました。
今回はその経緯と現在を記します。
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■1月下旬
華琉のお腹にデキモノが見つかりました。
縦6cm、横4cmくらい。
この時点でデキモノと呼んでいいのか甚だ疑問ではあるけれど。
暫く様子を見ることにしていました。
■2月上旬
帰宅したら布団が血だらけに。
まさかと思い、華琉のお腹を確認すると、血だらけでした。
気になって舐めてたら、舐め壊してしまったようです。
病院に連れていき、診察の結果は
「原因がわかりませんが、ひとまずこの炎症を抑えましょう。」
でした。
原因がわからないという病気があるわけないと思いながらも、ひとまず抗生物質(ラリキシン)とステロイドを投薬していくことに。
しかし・・・抗生物質を投与すると嘔吐するように。
そういった症状は稀に見られるようで、仕方なく吐き気止めも併用するように。
嘔吐もなくなったので、あとは患部が良く・・・
■2月下旬
・・・ならなかったのです。
3週間の投薬の結果、確かに舐め壊しによる症状は改善されたのですが、デキモノ自体は小さくもならず・・・。
診察では「もう大丈夫です、エリザベスカラーも外していいですよ」と言われたのですが、
なんとなく気になり、カラーをつけていました。
が、
翌朝の朝食時にカラーを外し、仕事へ出かける際につけ忘れてしまいました。
帰宅したら、案の定血まみれ。
■3月1日 朝
朝いちばんで病院にかけこみました。
そのまま患部の細胞検査に入りました。
1時間後、再び診察室に。
ここで獣医さんより【肥満細胞腫】と診断されました。
転移等をレントゲンやエコーで確認できるだけしてもらうためにこの日は華琉を預けることに。
■3月1日 夜
仕事を終え、18時頃再び病院に行きました。
レントゲン、エコーで確認できる限りでは、明らかな転移の映りはないとのこと。
ただ、胆のうに少し胆泥がある事と脾臓に若干の異常があることが確認されました。
血液検査の結果も脱水気味な値が出ている以外では目立った異常は見受けられないとのこと。
肝機能は問題ないようでした。
※肥満細胞腫は肝臓、脾臓、すい臓、リンパに転移しやすいようです。
安心したのもつかの間。獣医さんからある一言が放たれました。
「明日か明後日、手術しましょう。」
僕らはそれを承諾、お願いをし、華琉を連れて帰りました。
■3月2日 朝
朝9時、華琉を連れて病院に。
手続きをし、華琉の頭をいつものようにぐしゃぐしゃと撫で、預けました。
手術開始は15時でしたが、前の子の手術がおしてしまったため、実際の開始は17時。予定は2時間。
19時、無事終了の連絡を受けました。
ただ、左のひざ裏に気になるものができていたため、念のためそれも細胞検査を行ったところ、そこも同じ細胞腫だったことがわかり、その真下にあるリンパにも浸潤が見られたためリンパごと切除しました。
この後、癌組織を病理検査にまわし、グレードを調べます。わかるまで約7日〜10日ほど。
■現在
この記事を書いている時点では、まだグレードはわかっていません。
ただ一つ言えること。
華琉は順調に回復しています。
術中の写真を見せていただきましたが、その写真からは相当な大手術であったことが容易にくみ取れました。
癌組織のその周辺の正常であろう部分まで切除し、脚の皮をお腹に引っ張って縫い合わせていく様子が映っていました。
何針縫ったんだろう・・・見た感じ30針は下らないです。
獣医さん曰く、針数が多くて一回では抜糸しきれないそうです。
手術が木曜日で、術後初めての面会は土曜日でした。
痛々しい姿でしょぼくれてる姿を想像していたのですが、めちゃくちゃ元気そうに「出せ出せ!」ってうるさかったですw
うんちが出ていないとのことで、心配になったのですが、次の瞬間「では散歩に行かせましょうか!」と獣医さん。
びっくりしました。
だけどもっとびっくりしたのは華琉。
普通に歩くんです。当然だけど。
犬の治癒能力はすごいなぁとただただ驚き、うんちを回収し、華琉を預けました。
次の日(日曜日)も病院へいき、華琉のうんち回収のために散歩し、今日(月曜日)も仕事帰りに病院へ行きうんち回収散歩してきました。
華琉君、頑張ったね、そして今も頑張っているね・・・。
ちゃんと元気になって、またみんなで遊ぼうね!それまでしっかり治そう!
⇒ しっぽ
⇒ のん@華琉ママ
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⇒ バレンのねえちゃん
⇒ のん